コロナ禍の中、浦田氏の動画を見ながら体系的に不動産投資を学ぶなら!というフレーズがずっと気になっていて、不動産実務検定2級を実際受講してみた。
その受けた内容の報告です。
不動産実務検定とは?
日本不動産コミュニティ(Japan Real Estate Community:通称 J-REC)が主催している認定資格。
J-RECの不動産実務検定®は、健全な経営を実現したい大家さん、これから不動産投資によって安定した将来を実現したい方、また、より高度なコンサルティング技能を身につけ顧客に安心したサービスを提供したい建築不動産関係の方のために不動産運用にまつわる実践知識を体系的に網羅した日本初の不動産投資専門資格です。
全国各地の認定講座でライフプランニング、不動産投資、満室経営、税金対策、建築、ファイナンス、土地活用コンサルティングなど幅広い知識を学ぶことができます
出典:日本不動産コミュニティHP
通常開催は全国それぞれの会場でJ-REC認定講師がセミナーを開催、今回はコロナ禍の為オンライン受講で受けることができた。※現在もオンライン受講
費用はこちら。
2級、1級ともに全国で開催となるので、好きな場所で日程調整できる日程を選択して受講可能、今回は賃貸管理メインの2級を土日の6時間+6時間の2日間のコースで受講しました。
出典:日本不動産コミュニティHP
申し込みからの流れ
申し込みすると、着金ベースで事前予習テストとテキストが送られてくる。
テキストは225ページ+管理契約用(自主管理)のひな型テンプレートが30ページ程の分厚い内容。現在は改訂版の10版で、毎年法律が変わった部分をアップデートした改訂版が出るテキストを5,000円くらいで購入することができるそうです。1冊は申し込み価格込。
内容は、大きな章でいくと
- 社会経済の変化と今後の賃貸経営
- 不動産投資のメリットデメリット
- ライフプランニングと不動産
- 不動産関連法規
- 不動産の税務
- 不動産のファイナンス
- 満室経営の為の管理実務
- 賃貸借契約
- 賃貸経営にかかわるリスクへの対処法
- リフォーム手法
- 入居者の多様化
- 自主管理用契約書ひな型(付録)
1章、1章かなり細かい部分まで実務に沿った内容でまとめられている。
受講から、合格まで
セミナー受講前の事前課題のボリュームがけっこうあるので、受講前にある程度時間を空けて申し込みするのがお勧め。事前課題を提出して受講すると、テスト当日5問のアドバンテージをもらえるので必ずやっておくとよいね。セミナー時の内容吸収も格段に上がるし。
大黒天が受けた2級のテキストは232ページあり、内容もびっしりつまっているので、12時間ではとても足りないとういのが正直な感想。。
内容は本当に詳細まで書いてあるのでとてもお勧めですが、これからゼロから学びたい人という人向けより、実際不動産を所有して少し管理を経験してからの方の方が頭に入っていいのではないかな。僕自身は購入して2年間の運用実績があったので、実体験に準えてめちゃくちゃ勉強になった。
1級はこれから受けようと思っているのでまだ分かりませんが、これから始めたい人は1級からの受講がいいかもしれない。1級は購入に関する必要事項なので。
実際、一緒に受講されていた方で、これから親の不動産を引き継ぐのにこれから勉強を始めるという方は少しちんぷんかんぷんの内容も多かったようです。
セミナー受講後はZoomですが参加者みんなでお茶会というなの懇親会もあり、熊本からオンライン参加の方で学生寮を始めた方との出会いもありました。自分で近隣の大家さんを集め大家会を作りワイワイやりながら楽しそうな物件でした。機会があったらぜひ遊びにいってみたいです♪
食事付きの学生向け物件のツバメハウス
利回りも大きくとれるようで、おもしろい投資法ですね。
12時間のセミナー終了後は模擬テスト問題が配布され、それをひたすら90%以上の正答率が出せるように1週間勉強を続け、忘れないように1週間後に試験日を設定して受験。
試験は4択で50問、時間は60分。
模擬テストとはだいぶ違った部分もあり、焦りました。。
時間配分に注意。
チェックつけれるので、一通り最後まで問題解いた後に最後の確認で戻る感じですね。
なんとかぎりぎりで合格。。(笑)
ひさびさのテスト、緊張した~w
受講後、実行したこと
- 既存の空室対策で物件近くの客付け業者への営業回り
- プロパンガス契約の見直し
- 管理会社へ新規契約の定期借家契約の打診
- 改めて自分の物件のデッドクロスの時期を見直して売却までの計画を立てた
自分の物件がサブリースであることもあり積極的に管理面に絡んで無かった部分も大いにあったので、その点の動きの見直しと管理会社の変更にあたり用語と仕組みを学んだことは客付け業者と会話する際にもとても参考になったことを考えると受講はかなり良かったかな。即使えるアイデアもたくさん載ってるし。
デッドクロスについては改めて理解しておくことは大事ですね。
物件のデッドクロスを知る
出典:不動産実務検定2級テキスト
物件の耐用年数によって特に中古購入の場合には減価償却期間が過ぎてしまうと税金が増えてしまい黒字倒産になってしまう可能性がでてくるのでしっかりと予定を立てて回避する必要がありますね。
あとがき
たくさんの本やセミナーで学ぶことはとっても大事。
ただしそれだけだと、単発単発の必要知識となるので、賃貸管理運営上、税金のことや、賃貸の募集方法等、知っておいた方がよいことが細かい点は数多くあるので、一度体系的に整理して学んでおくことの必要性を感じたので今回はいい学びになった♪
しっかり実践していきたい。
また1級についても時期を見ながら挑戦したいな。
おしまい。