書籍紹介

【「いま」から始めて成功する”秘伝”の不動産投資!】新川忠義氏著

今回はコロナで社会情勢が変わった後に出版された

【「いま」から始めて成功する”秘伝”の不動産投資!】

を読んだのでその感想と紹介です。

表紙の帯には、コロナ禍でも「投資戦略」は同じ!リーマンショック、平成バブル、東日本大震災を経験!業界一筋「20年以上・4000件超え」の不動産売買に携わる不動産エキスパートの著者が「初心者に秘伝」を伝授!

著者は?

著者は投資物件専門の株式会社クリスティ、富士企画株式会社の社長の新川義忠氏。

出典:「いま」から始めて成功する”秘伝”の不動産投資!著者紹介より

写真から見て分かる通り、海の方です(笑)

出版は7月3日(波の日)、表紙にも背景に波模様が入るこだわりぶり。

Why 不動産会社経営?

本には1章と2章の間にコラムで著者の半生コラムがあります。

祖父の影響で建築関係へ進み、住宅設備の販売営業を経て、創業2年目の不動産会社へ転職。売れなかった3カ月間を経て、住宅設備の経験を活かした販売方法で売れ出した頃のエピソード、その後紆余曲折の中、一度会社を退社し、元銀行員のお父さんと新しく不動産会社を立ち上げ、会社を軌道にのせた後、前会社(現在のクリスティ)の小林社長が亡くなられ、会社を引き継ぐ形で社長を兼任することになった数奇な運命のStoryが書かれています。

小林前社長の「自分たちだけが儲かってもしょうがない。お客様にこそ儲けていただければならない。だから極力お客様の目線で物事を見てあげるのが大切なんだ。それを素でやればお客さんは成功して、自然にもう1棟買ってくださる。」

現在はこの考えを引き継ぎ、三方良しの経営でお客様と共に成長を目指し経営をされていると記載されてました。

章立て

 

  

出版されてる不動産本は、一風変わった経歴から大成功した手法と経緯を著者が書いているものや、不動産業者側のある側面のひとつの手法のメリットを書かれたものがほとんどの中、この本は上記の目次にあるように、著者が関わったお客様の成功事例と、入り口から出口戦略、実際の売却までを描いていたり、不動産投資の手法が系統的に丁寧に網羅されており、これから不動産投資を始める方にはぜひ読んでもらいたい内容です。

  • 物件探し
  • 融資
  • 戸建て投資
  • 区分マンション
  • 一棟物件(住居系/商業系)
  • 売却

 

まとめ

2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災等、一時的な下落こそあれ不動産投資の人気は必ず回復してきている。そして秘伝の不動産投資とは結局のところ、いつの時代も変わらない不変の投資術である。

他人の意見に振り回されると、何が正解なのか自分でも分からなくなり買えなくなってしまうことが往々にしてあるが、失敗しても株やFXと違い現物があるので、全くなんともならないことはない。成功してる人たちは失敗を失敗と認め、すぐに再スタートしている人たちだってこと。

著者の軸にしてる言葉。

「明日やろうは馬鹿野郎」

「仕事も遊びも一生懸命」

「やったことないことをやってみよう」

 

いいね♪

 

あとがき

読み終わったあと、すっかり新川さんのファンになってしまい、5冊目の本ということだったので、以前出版されていた4冊を調べて、すぐに購入してみた。中でも「万年赤字物件を脅威の高値で売る方法」は現在の物件での客付けの際のヒントがたくさんあって勉強になった。

youtube動画、特に2年間のラジオシリーズの動画(ラジオだから動画ではないがw)は著者と白鳥さん(あっ、だから白鳥なのか!?今気づいた。。)が活躍している投資家にいろんなインタビューをする形で、おもしろい方がたくさんいてすごく勉強になるし、単純におもしろくてよく聞いてます♪

ラジオ「新川義忠の明日やろうは馬鹿野郎‼️」 で検索!!

 

 

 

 

おしまい。