所有不動産

不動産購入スタート【どういう経緯で今の物件を手にしたのか?その5】

2棟目の購入。

 

経緯

 

1棟目の決済が終わって、その翌月。

他にも物件出てきたら教えてください!とは言ってはいましたが。。。

翌月の12月に次の案件を紹介してもらいました。

そして、、、

 

ここからがとんでもない展開です。

 

少し長いです。。

 

ですが、これから始めようとされる方で縁あってこのBlogに訪問してくれた方には、ぜひ購入失敗例として読んで頂きたい内容です。

 

(失敗かどうかはこれからの展開次第ではあるのですが。。)

 

物件概要

 

その物件は東京都町田市。

・小田急小田原線 町田駅(徒歩7分)JR横浜線(徒歩12分)

・総戸数17戸(現状=空室2戸)駐車場 無 【店舗x1戸・事務所9戸・1Rx7戸】

・築年数 平成1年(1989年)築28年 RC造造陸屋根地下1階付 5階建

・54,000万円 表面利回り6.70%

よい子はまねしないでね。。(涙)

 

今見ると、とんでもない物件。。

ってか買った本人がいうのもなんだけど。。

ってか買った本人だから言っていいよね。。

そもそも5.4億っ?!

そんなのどうやって買うの。。?!

って感じですね。

 

1棟目が買えたことで気が大きくなっていた部分と融資が通るならそれは正だ。と思っていた部分があったのだととても反省してます。。

購入した物件をあるコンサルタントの方に相談した際は、

あるコンサルタントの方
あるコンサルタントの方
今すぐ売ってください。

と言われたことも。。

これがきっかけで、不動産について猛烈に勉強することになったので、

覚悟という意味ではいいきっかけになりました。

 

後には引けないからですからね。。

暗い話は明るく笑って話そう!

投資は自己責任です。

 

案件背景について

 

そもそも、なんで僕にこんな話が回ってきたかというと。。

売り主は法人。法人として保有していた物件を、会社が現金化する為に売りに出していた物件で、この2年間で大型の修繕を繰り返し行っている履歴があり、大方の大規模修繕についてはほぼ終了している状態でした。

その物件をとあるお客さんに話を持っていっていたのだが、その方が会社の都合で、法人設立に自分を代表に立てることができない。奥様を代表にするという話を融資予定銀行に話したところ、それでは融資は出せない。ということで、先月決済して資料が揃っていた僕に話が回ってきたようでした。

法人で単年で想定以上の利益がでてしまった際に、その年の利益を消しこむ為に不動産を購入する。ってことはよくあることで、それをまた売り上げの悪い年に売却して現金化する等の話はよく聞く話です。インセンティブ給与形態のサラリーマンでも使える方法のような気はします。売却の際、個人の場合は5年以内だと売却益の40%を税金で徴収されますので、仲介手数料含めたご利用は計画的に。。

前回、区分マンションの売却時に投資家で無く、法人向けに販売することで希望額で売却できたのはこんな話があったのかもですね。

 

大黒天
大黒天
ってか、こんな金額の融資どうやって受けるんですか?
仲介業者
仲介業者
大丈夫です。こちらにお任せください。
大黒天
大黒天
融資の枠ってあるって前回の購入の時言ってましたよね?
仲介業者
仲介業者
今回は法人を設立して、その法人で購入するんです。お任せください。

 

その時は、法人を設立して購入することのメリットもデメリットも分からないまま、仲介会社の協力の元、法人を設立し、購入に向けて準備を進めました。

物件は1度、営業マンと見に行き、修繕履歴を確認しながら、外壁、天井、給水タンク等を一通りチェックし、近隣を歩いて見て回りました。

その時の印象は

  • 築28年って程、古さは無いな。
  • 近隣には税理士事務所、経理事務所も多く(法務局がすぐ近く)事務所ニーズもありそうだ。
  • ビルには駐車場は無いが、隣接してコインパーキングがあり車対応可能
  • 窓にも広告が貼れて見通しもよい場所

 

良いとこばかり見てしまい、リスク部分を全くみようとしてなかったですね。。

とても反省してます。。

メリットだけでなく、しっかりデメリットを探し検討しよう。

その融資までの3週間弱は、法人の設立、口座の開設、内見やら…と、いろんなことを同時並行で進めていた為

誰かに相談する時間も無く、気軽に相談できる方もいなかったのもあり。。

ここがまたひとつ反省点ですね。

分からないから業者の言うとおりに進めるのはやめよう。

購入前に相談できるメンターを持とう。

そんなこんなでしたが、

融資に関しては無事に決裁することができました。

融資期間40年、金利2.0%

えっ?!RC造で築28年なのに?

 

その理由がこれです。

不動産調査報告書。

(詳しくは、不動産登記規則第93条の不動産調査報告書)

中身は20ページ程あり、対象物件について

土地家屋調査士または土地家屋調査士法人がまとめた報告書を

融資資料に付与して提出していたのです。

その時の金額は216,000円(税込)

中身は、

こんな感じ

少し費用はかかりますが、中古物件購入の際には融資期間を長くする材料に有効な手段にはなることもあるので、チェックしておくとよいですね。

 

あとがき

 

と、今は反省の多い購入ではありますが。。(笑)

2年半後の今もまだ運営を続けていられるのは、

様々な学び出会いあったからだと思ってます。

 

この物件購入後、【かぼちゃの馬車事件】の発覚により、

僕ら勉強してなかったサラリーマン大家に融資が非常に厳しくなった背景を鑑みると、

 

 

この2棟の購入があったおかげで、

 

今も尚、

 

情熱と覚悟を持って、

 

POPにこの事業に取り組めているのだと感謝しています。

 

またリアルなおもしろい運用経験がたくさんあるので

 

それはまた次回以降で♪

 

 

いったん、現在の所有物件の購入までの話はここまで。

 

 

おしまい。